今年度も、ゆるやかなまとまりのあるテーマの下でのレクチャーという形式の企画を行います。テーマについてのアンケートでは、「知識の理論」、「言語哲学」が上位となりましたが、今回は「言語哲学」に決定し、方向性を示すために、タイトルを下記のように「日本語と言語哲学—意味論の形式化とその可能性」としました(なお、テーマの決定に至る経緯については、「世話人会議事録」をお読みください)。このテーマのもとで、飯田隆氏、尾上圭介氏、土屋俊氏の三氏に講演をお願いすることになりました。三氏にお願いしてレクチャーのレジュメをいただいておりますので、以下に紹介させていただきます。なお、講演の順序については未定です。

テーマ: 日本語と言語哲学—意味論の形式化とその可能性
講演要旨: 飯田 隆 (慶応義塾大学) 日本語意味論──言語哲学と言語学
  尾上 圭介(東京大学) ことばの形と意味
  土屋 俊 (千葉大学) 文の意味論が成立するためのいくつかの前提について